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FCAとルノーの会長、統合計画の復活を議論=関係筋

 6月10日、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と仏ルノーは、破綻した経営統合計画を復活させ、ルノーの提携相手日産自動車の承認を確保するための方法を模索している。写真はFCAのロゴ。ミシガン州で昨年5月撮影(2019年 ロイター/Rebecca Cook)

[パリ 10日 ロイター] - 欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)FCHA.MIと仏ルノーRENA.PAは、破綻した経営統合計画を復活させ、ルノーの提携相手日産自動車7201.Tの承認を確保するための方法を模索している。複数の関係筋がロイターに明らかにした。

関係筋によると、日産はFCAとルノーの経営統合を支持する見返りとして、ルノーに対し日産への出資比率を現在の43.4%から大幅に引き下げることを求める構え。

経営統合計画は複雑で政治的な問題も絡むため、計画の復活が実現可能かどうかは非常に不透明という。

関係筋によると、FCAのジョン・エルカン会長とルノーのジャンドミニク・スナール会長は、統合交渉の決裂後、計画を復活させることについて協議。協議を受け、ルノーのスナール会長とティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)は今後の見通しを楽観しているという。

ルノーとFCAはコメントを控えている。

関係筋によると、統合交渉を巡ってFCAのエルカン会長のシニアアドバイザーを務めているトビー・マイヤーソン氏は、日産幹部との予備協議のため、10日に横浜の日産本社を訪れる予定。日産の西川広人社長も協議に参加する可能性が高いという。

マイヤーソン氏のコメントはとれていない。

ルノーは日産のガバナンス改革を阻止する意向を示唆するなど、ルノーと日産の関係は緊張が高まっており、妥協が成立しない可能性もあるが、FCAとルノーの経営統合の合理性や相乗効果も無視できないため、こう着状態が打破される可能性も残されている。

*内容を追加しました。

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