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米FRBのゼロ金利維持方針、現時点で「適切」=SF連銀総裁

 10月13日、デイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁は、米FRBが金利をゼロ付近に維持するとの方針を示していることについて、現時点では「適切」との認識を示した。サンフランシスコとで2019年撮影(2020年 ロイター/Ann Saphir)

[サンフランシスコ 13日 ロイター] - デイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁は13日、米連邦準備理事会(FRB)が金利をゼロ付近に維持するとの方針を示していることについて、現時点では「適切」との認識を示した。経済の状況次第では、一段の行動が必要になる可能性があるとも指摘した。電話会見で語った。

デイリー総裁は「経済と政策は現在、この嵐を乗り切る上で良いポジションにある」とした上で「引き続き経済指標を注視し、一段の措置が必要かどうか判断していく」と述べた。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて、FRBは政策金利をゼロ付近に引き下げたほか、金融市場への数兆ドルの資金供給を開始した。こうした措置が株価上昇につながる一方、実体経済は回復の足取りが鈍く、国民の多くが依然として失業状態にある。

総裁は、カリフォルニア大学アーバイン校が主催するバーチャルな会合で、このような状況は「不公平なように思われる。ウォールストリートが勝利し、メインストリートが敗北している事例だ」と述べた。

ただ、FRBが表明しているように、経済が完全雇用の状態に回復するまで政策金利を現在のゼロ付近に維持することによって、いずれは雇用創出が加速し、不平等の解消にもつながるとの見方を示した。

総裁は、金利を早期に引き上げれば、富裕層の一段の富拡大を阻止できるかもしれないが、雇用が悪化し不平等が深刻化しかねないと指摘。「雇用を犠牲にして株価上昇を阻止することはしない」と語った。

*内容を追加して再送します。

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