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米利上げに伴う新たな政策ツール、機能している=FRB副議長

 1月3日、米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長(写真)は、昨年12月の利上げを成功させることを目的とした新たな金融ツールが機能しており、FRB内で懸念が幾分和らいでいるとの認識を示した。2014年3月撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[サンフランシスコ 3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長は3日、昨年12月の利上げを成功させることを目的とした新たな金融ツールが機能しており、FRB内で懸念が幾分和らいでいるとの認識を示した。

講演で「FRBの(政策)正常化ツールが、2週間半前の会合後のフェデラルファンド(FF)金利引き上げに効果的であることが判明し、非従来型政策への懸念が最近緩和した」と語った。

その上で「もちろん、まだ日は浅い」と指摘。問題が生じれば、FRBは対応する用意があると表明した。

FRBは昨年12月、約10年ぶりとなる利上げを決定。ゼロ付近の政策金利を引き上げるため、超過準備金利を0.50%とし、最大2兆ドルのリバースレポを実施するとした。

講演で主なトピックとなった均衡実質金利(物価安定と完全雇用に見合う実質金利の水準)について副議長は、現在ゼロ近辺で「政策に関連した将来」において低水準にとどまる見通しだと述べた。

サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁はこの日、均衡実質金利について、少なくとも2016年末までゼロ付近にとどまるとの見通しを示した。

FRBの予想中央値では年内に4回の利上げが見込まれている。

ただ全般的な安定を脅かす資産バブルが生じた場合、利上げペースは加速する可能性がある。

フィッシャー副議長は過度に高い資産価値を抑制するには利上げが適切になる可能性があるとの認識を示した。現時点で資産バブルが存在するとは発言しなかった。

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