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米テーパリング近く開始、利上げは少なくとも1年は先=フィラデルフィア連銀総裁

[14日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は14日、連邦準備理事会(FRB)は間もなくテーパリング(量的緩和の縮小)を開始するとしつつ、少なくともさらに1年は利上げはしないだろうとの見方を示した。

ハーカー氏はオンライン討議イベントの準備原稿で「米国債と住宅ローン担保証券(MBS)の月1200億ドル買い入れをゆっくりと系統的に、率直に言えば面白みもなく縮小する時を間もなく迎えると信じる陣営に私はいる」と説明。先月示した見解を繰り返した。この資産買い入れは、労働市場の回復を妨げているサプライサイド問題の対処にはほとんど効果を示していないとみている。

利上げについては、政策当局者はテーパリングが完了してから判断できると指摘。ただ、インフレが手に負えない状況に陥っていなければ、自身としては金利は近い将来において安定的に推移すると考えているという。その上で「インフレ状況が劇的に変化しない限り、来年遅く、もしくは2023年初めまでは、利上げが行われるとは私は見込んでいない」と説明した。

また、今年の米経済成長率見通しを引き下げた。新型コロナウイルスのデルタ変異株が消費者の信頼感を損なっているほか、レジャー・ホスピタリティー産業の打撃となっていることを理由という。

成長率見通しは今年が約5.5%、2022年が約3.5%。インフレ率見通しについては今年が4%前後、22年が2%を「やや上回る」水準、23年が「ちょうど」2%とした。

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