October 1, 2018 / 8:10 PM / 21 days ago

米労働市場の引き締まり、長く継続し過ぎればリスクに=ボストン連銀総裁

[ボストン 1日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は1日、労働市場が引き締まっていることで高賃金を求めて転職することが容易になるため、労働者に取り望ましいとの考えを示した。ただ労働市場の引き締まりで予想外のインフレなどの問題が生じる可能性はあるとし、連邦準備理事会(FRB)が示している緩やかな利上げを継続していく方針を擁護する姿勢を示した。

FRBの最新の経済見通しによると、失業率は3年以上にわたり3.5─3.7%と、FRB当局者が長期的に持続可能とみる水準を約1%ポイント下回って推移するとの予想が示されている。

ローゼングレン総裁は全米エコノミスト協会(NABE)で行った講演で、「完全雇用からより多くのものを得れば、リスクも大きくなる」とし、「インフレが十分に抑制されているなかで、経済を強くあと押し過ぎるとインフレ懸念、もしくは金融安定リスクが出る恐れがある。そうなれば双方のケースで一段と強い金融政策対応が必要になる可能性がある」と述べた。

また、金融部門で問題が発生する恐れもあると指摘。現時点では「警報は鳴っていない」としながらも、商業用不動産価格の上昇など、「数多くの黄色信号が灯っている」と述べた。

世界的な関税引き上げの動きが物価高につながり、賃金上昇が加速するなか、ローゼングレン総裁はFRBは「金融政策が緩やかに制約的になるまで」利上げを継続する必要があると指摘。これにより雇用増のペースは鈍る可能性があるが、より深刻な問題の台頭を防ぐことができるとの考えを示した。

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