Reuters logo
将来の利上げ検討、インフレ面での前進を注視=米ダラス連銀総裁
October 11, 2017 / 2:31 AM / 2 months ago

将来の利上げ検討、インフレ面での前進を注視=米ダラス連銀総裁

[パロアルト(米カリフォルニア州) 10日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、将来の利上げ検討に当たりインフレ面での前進の証拠を注視する姿勢を示した。一方で、低水準の長期金利が利上げの程度とペースを制限する可能性を示唆した。

 10月10日、米ダラス地区連銀のカプラン総裁(写真)は、将来の利上げ検討に当たりインフレ面での前進の証拠を注視する姿勢を示した。写真はメキシコシティ で7月撮影(2017年 ロイター/Edgard Garrido)

スタンフォード大学経済研究所での講演で語った。

米連邦準備理事会(FRB)は今年2度の利上げを実施し、12月の追加利上げ観測が広がっている。ただ、FRBがターゲットとする短期金利が上昇しても、10年物国債の利回りが低下する異例の状況となっている。

総裁はこれについて、「やや不吉」と表現。「将来の経済成長の点から考えて、利上げを急ぎ利回り曲線の逆転を招くことは望まない。過去の例からみて、利回り曲線の逆転はリセッションの前兆となる傾向がある」と指摘した。

講演では、低金利維持のコストと、速すぎるペースでの利上げ実施に伴う危険性のバランスを取る難しさが指摘された。また、9月の失業率が4.2%に低下したにもかかわらず、グローバリゼーションとテクノロジーがインフレを抑制していることへの懸念をあらためて強調した。

講演後には記者団に「インフレ率目標の2%の達成に向け、中期的に前進あるいは前進する傾向にある証拠を注視したい」と語った。

また、次期米連邦準備理事会(FRB)議長候補として名前があがっているケビン・ウォーシュFRB元理事について、一部のFRB当局者と異なった見解をもっているが、それは健全なこととの認識を示した。

「私はケビンを高く評価している。彼と私は見解が一致しないことがあるかもしれないが、それは良いことだ。FRBは、もしイエレン議長が続投しても、今後優れた判断を下し、効果的に運営されるだろう」と述べた。

*内容を追加しました。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below