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ECB、物価目標の簡素化必要=独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるワイトマン独連銀総裁は3日、ECBがこのほど着手した戦略見直しの一環として物価目標の簡素化を図ることを提案した。フランクフルトで昨年11月撮影(2020年 ロイター/RALPH ORLOWSKI)

[フランクフルト 3日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるワイトマン独連銀総裁は3日、ECBがこのほど着手した戦略見直しの一環として物価目標の簡素化を図ることを提案した。

ECBは金利据え置きを決定した1月23日の理事会で、物価目標を含む政策戦略の検証を開始したと表明。物価目標の調整のほか、ユーロ圏債務危機を受け導入した政策措置の効果の見直しなどを行う。

ワイトマン総裁は講演で、「ECBは理解しやすく、現実的で、かつ将来を見据える金融政策目標を掲げる必要がある」と指摘。同時に、現在の定義から大きく上昇することがあってはならないほか、ECBがインフレ率を0.1%ポイント単位で調整できるとの幻想を払拭するものでなくてはならないとの考えを示した。

このほか、ECBの資産買い入れ策を改めて批判。「ユーロ圏における大規模な国債買い入れに反対している」とし、「資産買い入れにより、金融政策と財政政策の境界があいまいになるリスクがあるため、非常手段と考える必要がある」と述べた。

ワイトマン総裁の講演の聴衆の中にラガルドECB総裁の姿もあった。

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