[サンラモン(米カリフォルニア州) 2日 ロイター] - 米サンフランシスコ(SF)地区連銀のウィリアムズ総裁は2日、米経済は海外からの向かい風にもかかわらず堅調に推移しており、景気後退の明らかなリスクには直面していないとの認識を示した。
同総裁は、向こう数年間は「ある程度の緩和措置」は必要となるとしながらも、緩やかな利上げは「正しい戦略」と指摘。
海外の景気鈍化にもかかわらず、米国の内需は失業率を継続的に押し下げ、インフレ率を連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%に押し上げるに十分なほどに力強く推移していると述べた。
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