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PSA、トヨタ向け商用車の増産提案 FCA合併巡り=関係筋

仏自動車グループPSAが欧米自動車大手FCAとの経営統合を巡る独占禁止法上の懸念に対応するため、トヨタ自動車向け小型商用車の生産拡大案を欧州委に提出したことが関係者の話で分かった。写真は昨年10月、パリ近郊のPSA工場前で撮影(2020年 ロイター/Charles Platiau)

[ブリュッセル/ミラノ 25日 ロイター] - 仏自動車グループPSAPEUP.PAが欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービズ(FCA)FCHA.MIとの経営統合を巡る独占禁止法上の懸念に対応するため、トヨタ自動車7203.T向け小型商用車の生産拡大案を欧州委員会に提出したことが関係者の話で分かった。

また別の関係者によると、PSAはこの小型商用車を原価に近い価格で販売することを検討しているという。

PSAとトヨタは2012年に小型商用車部門で提携。PSAはフランス北部のスベルノール工場でトヨタ向け小型商用車を生産している。

PSAとFCAの経営統合を巡っては、小型商用車市場での競争を阻害するとの懸念から欧州連合(EU)当局が調査を開始。調査は7月に両社からデータが提供されるまで一時的に中断されたが、EU幹部は「欧州委が要求した重要な情報を適時提出しなかった場合、調査に関する手続きが開始される」と述べた。

PSAとFCAは2021年第1・四半期の統合完了を見込んでいるが、欧州委側は判断期限を設定していない。

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