[ミラノ/パリ 26日 ロイター] - 大手自動車メーカーのフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)FCHA.MIとPSAPEUP.PAは、数週間内に経営統合合意を締結する見通しをそれぞれの社員に明らかにした。
ロイターが両社の社内向け文書を26日に入手した。それによると詰めの作業には50人以上が関与し、両社の幹部が統括する9つの作業グループが設立された。
FCAは前週、同社が全米自動車労組(UAW)幹部に贈賄したことにより、長年にわたり労使協議で不利な立場に立たされたとして、ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nから提訴されたが、FCAのエルカン会長は、GMの提訴を懸念しておらず、年末までにPSAと統合合意をまとめられると確信していると述べていた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」