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イタリアの映画吹き替え産業、「作品ゆがめる」と仏俳優が批判

 3月24日、仏俳優ヴァンサン・カッセルは、映画ファンは外国作品をオリジナル言語で観る選択肢を与えられるべきだと述べ、イタリアの映画吹き替え産業に痛烈な批判を浴びせた。写真は昨年5月、カンヌで撮影(2016年 ロイター/Eric Gaillard)

[ローマ 24日 ロイター] - 映画「ブラック・スワン」のバレエ団監督、「オーシャンズ12」の大泥棒などの演技で知られる仏俳優ヴァンサン・カッセルは、映画ファンは外国作品をオリジナル言語で観る選択肢を与えられるべきだと述べ、イタリアの映画吹き替え産業に痛烈な批判を浴びせた。

イタリアでは首都ローマでさえ、映画をオリジナル言語で上映する映画館はほんの一握りしかなく、地方では外国映画を吹き替え版以外で鑑賞するのは不可能に近い。

カッセルは現地紙に対し、イタリアでは吹き替え産業が大きな力を持っており「作品内容をゆがめることも多い」と批判。「吹き替え監督や声優は、録音スタジオでは、映画監督や主演俳優に代わる役割を果たしてよいと思っているようだ」と述べた。

最近のラジオのインタビューでこの業界を「マフィア」と呼んだことは謝罪したが、「俳優の感情や感性が、別の誰かに解釈を加えられ、操られるのを聞くのは耐え難い」と語った。

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