for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

A・ボールドウィンの誤射事故、州が製作側に罰金命令 安全不備で

 米俳優アレック・ボールドウィンさんが西部劇映画の撮影現場で小道具の銃を誤射した事故で、ニューメキシコ州当局は20日、意図的な安全上の不備があったとして、製作会社に13万7000ドル(約1760万円)の罰金を命じた。写真は昨年10月にロサンゼルスで行われたスタッフの追悼式(2022年 ロイター/MARIO ANZUONI)

[20日 ロイター] - 米俳優アレック・ボールドウィンさんが西部劇映画の撮影現場で小道具の銃を誤射し、スタッフ2人が死傷した事故で、ニューメキシコ州当局は20日、意図的な安全上の不備があったとして、製作会社に13万7000ドル(約1760万円)の罰金を命じた。

州環境局は、労働安全当局の調査を受け、会社が銃器の安全手順が守られていないことを知りながら、その危険性を「明白な無関心」を示したと指摘した。

事故は昨年10月、同州サンタフェ郊外の撮影現場で発生し、ハッチンスさんが死亡したほか、ジョエル・ソウザ監督も負傷。ボールドウィンさんは弾が入っていないとして銃を手渡され、カメラに向かって演技の練習をしていたところ、暴発させてしまったという。

会社側の広報担当は、調査結果には同意できず、申し立てを行うと明らかにした。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up