[ロサンゼルス 15日 ロイター] - 英紙サンが15日報じたところによると、シリーズ7作目となる「ミッション:インポッシブル」をロンドンで撮影中の俳優のトム・クルーズさんは、新型コロナウイルス感染予防対策を守っていなかったとしてスタッフを怒鳴りつけた。
同作品の共同プロデューサーでもあるクルーズさんは社会的距離の無視などスタッフのルール違反に「君たちは自分の責任を理解しているのか」と問いただし、決められた手順を守れなければ解雇すると怒りを爆発させた。
サンは録音した音声を入手したとしており、関係筋は音声が本物と認めた。
クルーズさんはミッション:インポッシブルのような作品が苦境に立つ映画業界を支えていると指摘。「私たちのためにハリウッドで映画を製作している人たちがいる。私たちを信じ、私たちのすることを信じているからだ」と強調した。
作品は2021年11月に公開予定。
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