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「映画祭はネットフリックスに寛容すぎる」、カンヌ責任者が批判

 カンヌ国際映画祭の責任者、ティエリー・フレモー氏は5日、ネットフリックスやアマゾンが制作した作品を他の映画祭が厳格なルールを適用せずに安易に出品を認め、映画界に悪影響を与えていると批判した(2021年 ロイター/ERIC GAILLARD)

[カンヌ 5日 ロイター] - 6日に開幕するカンヌ国際映画祭の責任者、ティエリー・フレモー氏は5日、ストリーミング(動画配信サービス)大手のネットフリックスやアマゾンが制作した作品を他の映画祭が厳格なルールを適用せずに安易に出品を認め、映画界に悪影響を与えていると批判した。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた規制で映画館が閉鎖され、外出が制限された。これに伴い、動画配信サービスの利用が増えた。ネットフリックスやアマゾンが、ただ映画やドラマを配信するだけでなく、独自に作品を制作するようになり、すでに賞も受賞している。

カンヌ映画祭は以前から動画配信会社と対立しており、同映画祭の最高賞に選ばれた作品はフランス国内で劇場公開すべきと主張している。

フレモー氏は報道関係者に対し「映画界にとって2019年は素晴らしい年だったが、20年は最も悲惨な年だった」と振り返った。コロナ危機下でネットフリックスのようなプラットフォーム企業は「当然の勝利」を収め、その他映画産業は太刀打ちできなかったと指摘した。

ベネチア映画祭などいくつかの映画祭は厳しい要件を課すことなく、ストリーミング大手が製作した作品をメインコンペティションのラインナップに加えている。

フレモー氏は、一部映画祭は映画が生き残ることを望んでいるか分からない人々に対し、率先してやや気前が良すぎるぐらいに門戸を開いたと指摘した。

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