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今回の金融ショックは不安感が主因、金融機関には資金ある=麻生財務相

 3月17日、麻生太郎財務相(写真)は午後の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大への懸念により金融市場が混乱していることについて、リーマン・ショック当時とは全く異なっており、マーケットの不安感から取引が縮小しているとの見方を示した。写真は都内で2016年1月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 17日 ロイター] - 麻生太郎財務相は17日午後の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大への懸念により金融市場が混乱していることについて、リーマン・ショック当時とは全く異なっており、マーケットの不安感から取引が縮小しているとの見方を示した。西村康稔経済再生担当相は、対策を幅広く検討する姿勢を示し、政府紙幣配布などの手段についても否定はしなかった。

麻生財務相は、新型ウイルス感染拡大が経済に与える影響は相当大きいと認識しているとした上で、「株価の下落などは、不安感や気持ちの問題から来ている」と指摘、「リーマン・ショックの時は、世界中でサブプライムローンを買っていた。今回は、金融機関に資金はある」と述べ、当時との違いを強調した。

西村経済再生相は、経済対策の規模が諸外国と比べて小さいのではないかとの見方について「政府として取り急ぎ各方面からの要望にこたえる形での対策は出したが、足りなくなってきていると思う」との認識を示した。その上で「日本経済は非常に厳しい状況になっている。インパクトに見合うだけの対策が必要だ」と述べた。

また、職を失ったり収入が激減したりする家庭があることについて、政府が政府紙幣を配るなどの手段をとる必要がないのかといった質問には「政府紙幣や商品券などを配るということは、常々検討はしているところだ。本当にそれで効果があるのかどうか、幅広くいろいろなことを検討していきたい」と答えた。

中川泉 編集:田中志保

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