July 10, 2018 / 2:10 AM / 9 days ago

金融庁長官に遠藤監督局長を起用、監督局長に栗田氏=麻生金融相

[東京 10日 ロイター] - 麻生太郎金融担当相は10日の閣議後会見で、森信親金融庁長官(61)が退任し、後任に遠藤俊英監督局長(59)を起用すると正式発表した。局長人事では、監督局長に栗田照久参事官(54)、新設される総合政策局長に佐々木清隆総括審議官(57)、企画市場局長に三井秀範検査局長(59)を充てると発表した。

 7月10日、麻生太郎金融担当相は閣議後会見で、森信親金融庁長官(61)が退任し、後任に遠藤俊英監督局長(59)を起用すると正式発表した。写真は講演する同金融担当相。昨年5月にカリフォルニアで撮影(2018年 ロイター/Lucy Nicholson)

発令は17日付。金融庁の総括審議官には中島淳一審議官(55)が就任する。氷見野良三金融国際審議官(58)、証券取引等監視委員会の森田宗男事務局長(56)は留任する。

長官に就任する遠藤氏は1982年に東大法学部を卒業し旧大蔵省に入省。2014年に金融庁検査局長、15年から監督局長を務めた。森長官のもと、地方銀行に対して持続可能なビジネスモデルの構築を促してきた。

森長官は在任3年で退任する。在任期間は五味廣文氏、畑中龍太郎氏に並んで歴代最長。森氏は「貯蓄から資産形成へ」の流れを定着させるため、毎月少額ずつを長期にわたって投資する「つみたてNISA」を提唱、実現させた。投資信託の販売手数料の明確化など、顧客本位の業務運営に向けた原則を取りまとめ、金融機関に徹底を求めた。

麻生金融相は会見で森長官の在任を振り返り、人口減少により地域金融機関の経営が厳しくなる中、金融機関があるべき姿を示したと評価した。

今回の幹部人事では、1987年に旧大蔵省入省の栗田参事官が監督局長に抜てきされた。栗田氏は新しい長官、局長の中で最も若い。麻生金融相は、適材適所の観点から栗田氏を起用したと述べた。金融庁は4日、年次にとらわれず能力主義で人事を行う方針を公表している。

金融庁の組織再編に伴い、17日付で検査局と総務企画局が廃止され、総合政策局と企画市場局が新設される。

和田崇彦

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