for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ビザとマスターカード、仮想通貨関連の新規提携見送り=関係筋

 2月28日、米2大決済企業のビザとマスターカードが、暗号資産(仮想通貨)企業との新規提携計画に急ブレーキをかけていることが、事情に詳しい複数の筋の話で分かった。2017年6月撮影(2023年 ロイター/Benoit Tessier)

[28日 ロイター] - 米2大決済企業のビザとマスターカードが、暗号資産(仮想通貨)企業との新規提携計画に急ブレーキをかけていることが、事情に詳しい複数の筋の話で分かった。昨年末から米FTXトレーディングなど仮想通貨企業の破綻が相次ぎ、業界の状況が暗転したため。

関係筋によると両社とも、市場と規制を巡る環境が好転するまで、仮想通貨に関する商品やサービスの導入を中止することを決めた。

ビザの広報担当者は「暗号資産セクターにおける最近の大規模な破綻により、暗号資産が主流の決済および金融サービスの一部になるまでの道のりの長さを痛感させられた」と述べた上で、ビザの暗号資産戦略に変わりはないとした。

マスターカードの広報担当者は基本的なブロックチェーン技術と、その応用方法に注力し続けていくと説明した。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up