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分散型金融での犯罪による損害額、今年1─7月で過去最多=報告書

暗号資産(仮想通貨)分野で盛んな「DeFi(分散型金融、ディーファイ)」での窃盗、ハッキング、詐欺による損害額が今年1─7月で4億7400万ドルと過去最多になったことが、米サイバーセキュリティー会社サイファートレースが10日発表した報告書で分かった。写真は6月29日撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)分野で盛んな「DeFi(分散型金融、ディーファイ)」での窃盗、ハッキング、詐欺による損害額が今年1─7月で4億7400万ドルと過去最多になったことが、米サイバーセキュリティー会社サイファートレースが10日発表した報告書で分かった。

サイファートレースのデーブ・ジェバンス最高経営責任者(CEO)は、「DeFiのエコシステムが拡大するにつれ、DeFiでの犯罪が増加していることは驚きではない」と指摘。DeFiでの窃盗、ハッキング、詐欺による損害は2021年1─8月ですでに20年全体の損害を上回っており、「世界中の規制当局がDeFiに特化して注意を払っていることを意味している」と述べた。

業界サイト「DeFiパルス」のデータによると、DeFiプラットフォーム上のローン総額は9日で804億ドルと、5月中旬の860億ドルからは減少しているものの、昨年10月の110億ドルからは7倍以上となっている。

一方、暗号資産市場全体の犯罪による損害額は1─7月で6億8100万ドルと、20年全体の19億ドル、19年全体の45億ドルから大幅に減少。投資家によると、業界の成熟度が高まっているほか、セキュリティー基盤が大幅に改善しているためという。

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