[16日 ロイター] - 仮想通貨を取引する米国の投資家は15日、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの創業者サム・バンクマンフリード氏や、広告塔となった有名人らを相手取る集団訴訟を起こした。FTXの高金利口座サービスを売り込むため、詐欺的な手法を採用していたと主張している。
訴訟の対象は、バンクマンフリード氏のほか、11人のスポーツ選手や有名人ら。プロテニスの大坂なおみ選手やアメリカンフットボールのトム・ブレイディ氏らも被告となっている。
訴状では、高金利口座は有価証券の取引所として登録されておらず、米国内で違法に販売されていたと主張。投資家らはFTX破綻により計110億ドルの損害を被ったとしている
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