[香港 10日 ロイター] - 10日の暗号資産(仮想通貨)市場で、ドルなどの法定通貨と価値が連動するよう設計された暗号資産ステーブルコインの「テラUSD」相場が30%超急落した。市場には動揺が広がり、ビットコインも一時10カ月ぶりに3万ドルを割り込んだ。
データ追跡のコインゲッコーによると、この日のテラUSDは対ドルで1対1の連動相場が崩れ、一時0.67ドルに値下がりした。
テラUSDはステーブルコインの時価総額4位。伝統的な資産の裏付けがある他のステーブルコインと異なるアルゴリズム型で、複雑な処理で需給を調整することでドル相場への連動を維持してきた。
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