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ビットコイン1カ月ぶり安値、週間では半年ぶり大幅安に

暗号資産(仮想通貨)ビットコインが19日、1カ月ぶり安値を付け、週間では半年ぶりの大幅な下落となる見通し。写真はチューリッヒで6月撮影(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[シドニー 19日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ビットコインが19日、1カ月ぶり安値を付け、週間では半年ぶりの大幅な下落となる見通し。利食い売りに加え、2014年に経営破綻した暗号資産取引所マウントゴックスの債権者が弁済で受け取るビットコインを売却するのではないかとの思惑が広がった。

アジア時間中盤の取引でビットコインは1.6%安の5万5980ドルと、10月半ば以来の安値。先週付けた過去最高値からは20%下落している。

シンガポールの暗号資産運用会社スタック・ファンズのマシュー・ディッブ最高執行責任者(COO)は、5万3000ドル付近で下げ止まるまで売り圧力が続く可能性があるとの見方を示した。

週間では14%安で、50日移動平均線を割り込んでいる。年初来では90%超上昇。

ディッブ氏は下落要因として利食い売りのほか、マウントゴックスの債権者に対する弁済計画を東京の裁判所が承認したことを受けた売りへの懸念を指摘。

「影響を受けた人々はおそらく来年第1・四半期か第2・四半期に多くのビットコインを受け取る見込みだ」とし、こうした債権者らが受け取ったビットコインを売却する可能性があるとの見方から、市場では長期的な見通しに不安が生じていると述べた。

イーサは4014ドルと、3週間ぶり安値付近でほぼ横ばい。週間では14%安となる見通し。

各国金融市場で経済成長や金利、インフレを巡る懸念が高まっていることも、ビットコインやイーサの重しになっている。

OANDAのアナリスト、エドワード・モヤ氏は「ビットコインの長期的な見通しは引き続き堅調」としながらも、「今後数カ月は、米連邦準備理事会(FRB)が早期の利上げを強いられ、ビットコインを含むリスク資産が軒並み売られる展開になるか機関投資家の間で警戒が強まるため、厳しい展開になるだろう」と述べた。

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