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中国の預金準備率引き下げと融資拡大、銀行のリスクに=フィッチ
2016年3月2日 / 05:22 / 2年後

中国の預金準備率引き下げと融資拡大、銀行のリスクに=フィッチ

[1日 ロイター] - 以下は格付け会社フィッチ・レーティングスが発表した声明の抜粋。

 3月1日、フィッチ・レーティングスは、中国の記録的な1月融資の伸びに加え、銀行の預金準備率50bp引き下げで、当局が信用に基づく成長を一層実現する政策にシフトしている可能性があると指摘。写真は香港で昨年11月撮影(2016年 ロイター/Bobby Yip)

中国における1月の記録的な融資の伸びに加え、3月1日からの銀行の預金準備率50ベーシスポイント(bp)引き下げで、当局が信用に基づく成長を一層実現する政策にシフトしている可能性がある。

来週の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では、中国の経済政策と構造改革の方向性に関するさらなる情報提供があるとみられる。

フィッチは、中国経済における借り入れ比率がすでに高い状況で、中国の銀行が再び急速な融資拡大を持続することはクレジットネガティブになるとの見方を変えていない。

フィッチは、信用の伸び(フィッチ基準の社会融資総量に基づく)は2016年も鈍化を続け、13%になると予想する。ただ、信用の伸びは依然として名目国内総生産(GDP)の伸びを上回って推移しており、(フィッチ基準の社会融資総量をGDPで割った)借り入れ比率は2016年末時点で260%に達する見通しだ。

フィッチの試算では、中国人民銀行(中銀)が全銀行を対象に3月1日から預金準備率を50bp引き下げたことは、金融システムへの6880億元(1050億ドル)の流動性供給に相当する。現在の預金準備率は歴史的にも他国との比較の上でも依然高いため、年内にさらに引き下げられる余地はあるといえる。

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