February 21, 2019 / 12:25 AM / 5 months ago

英格付けを引き下げ方向で見直し、EU離脱巡る不透明感で=フィッチ

 2月20日、格付け会社フィッチ・レーティングスは、英国の発行体デフォルト格付け「AA」を引き下げ方向で見直す「レーティング・ウォッチ・ネガティブ」に指定したと発表した。写真は英国銀行。ロンドンで7日撮影(2019年 ロイター/Hannah Mckay)

[20日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは20日、英国の発行体デフォルト格付け「AA」を引き下げ方向で見直す「レーティング・ウォッチ・ネガティブ」に指定したと発表した。欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感の高まりや合意なき離脱のリスク拡大が主な理由とした。

フィッチは、最近の政治の動向や3月29日の離脱予定日まで時間が限られつつあることを踏まえると、合意なき離脱の可能性が高まっているとし、そうなった場合、「少なくとも短期的に、英国の経済・貿易の先行きに大きな混乱が生じる見込み」だと指摘した。

フィッチはまた、英国のソブリン格付けの引き下げを決めた場合、イングランド銀行(中銀)の格付けも現在の「AA」から引き下げる可能性があるとした。

フィッチの発表を受けて、ポンドGBP=D3は終盤のニューヨーク外為市場で一時、米ドルに対し下げ足を速めた。終値は0.1%安の1.3051ドル。

フィッチは「英政府が期日までに離脱協定の国内承認を得るためには、大幅に支持を増やす必要がある」と指摘。ブレグジット(英EU離脱)の結果が英経済成長に影響を与えることになるとした。

貿易や国境などの問題について合意を結ばないままEUを離脱した場合は、リセッション(景気後退)に陥るリスクに直面することになり、国内総生産(GDP)が1年半の間に2%減少した1990年代前半の不況と同程度まで景気が悪化する可能性があるとの見方を示した。

ただ、フィッチは現時点で、合意なき離脱は回避され、GDP成長率が今年は1.6%に改善し、2020年はさらに1.8%に加速すると想定している。

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