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米ズーム、コールセンター向けソフトの米社買収 約147億ドル

[18日 ロイター] - ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは、クラウドベースのコールセンターを運営する米ファイブ9を約147億ドルで買収することで合意に達した。全額を株式交換で実施する。

 ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは顧客対応のコンタクトセンター向けにクラウドソフトを提供する米ファイブ9を約147億ドルで買収することで合意に達した。3月撮影(2021年 ロイター/DADO RUVIC)

ズームにとって過去最大の買収となる。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下で注目を集めたズームは現在、クラウドベースの電話サービス「Zoom Phoneズームフォン)」や会議室と外部をつなぐ会議システム「Zoom Rooms(ズームルームズ)」に軸足を移している。フェイスブックやアルファベット傘下グーグルがビデオ会議システムを強化し、競争は激化している。

ズームは買収について、「法人顧客に対するズームの存在価値を高め、240億ドル規模のコンタクトセンター市場の追加によって長期的な成長機会の拡大につながる見通し」とした。

ズームフォンにファイブ9の法人顧客が追加されると同時に、同社のコンタクトセンターソフトを組み入れることで顧客とのコミュニケーションが最適化されるとした。

ファイブ9のウェブサイトによると、同社の顧客には、アンダー・アーマー、ルルレモン・アスレティカ、オリンパスなどが含まれる。

ファイブ9はズームの子会社となる。ファイブ9のローワン・トロロープ最高経営責任者(CEO)は続投するほか、ズームの社長に就任する。

買収は2022年上半期に完了する見通し。

ファイブ9の株主は保有株1株につきズームのクラスA普通株0.5533株を受け取る。16日の終値に基づくと、ファイブ9株1株当たりの買収価格は200.28ドルで、買収額は約147億ドルとなる。

ズーム株は過去1年で45%上昇。株式時価総額は1060億ドルに達する。

調査会社ガートナーによると、クラウドベースの会議に対する支出は今年、世界全体で54億1000万ドルになる見通し。昨年は50億2000万ドルだった。

今回の買収では、ゴールドマン・サックスがズームのアドバイザーを、カタリスト・パートナーズがファイブ9のアドバイザーを務めた。

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