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米フォード、第1四半期予想上回る 値上げ奏功で通年見通し維持

 4月27日、米自動車大手フォード・モーターは、価格設定が堅調として通年の利益見通しを維持した。デトロイトで2019年1月撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

[デトロイト 27日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーターが27日発表した第1・四半期決算は、売上高、営業利益ともに市場予想を上回った。価格設定でコスト高などの影響が一部相殺されているとして、通年の利益見通しも維持した。

株価は引け後の時間外取引で1.8%上昇した。

ジョン・ローラー最高財務責任者(CFO)は、半導体不足が続き、収益性の高い大型車種で特に打撃を受けていると指摘。半導体不足で最後の部品待ちとなっているため出荷できない車両が約5万3000台あるとして「当社の事業能力はこの四半期に提供できた水準をはるかに上回る。(供給網の)制約が要因となった」と述べた。

自動車メーカーは供給網の混乱や原材料価格の上昇、米金利上昇などの打撃を受けているが、ローラー氏は、車両の価格引き上げでこうした影響の大部分を相殺できているとした。コスト高が進めばさらに値上げを行う可能性も排除しなかった。

第1・四半期の営業利益は23億ドルで、予想を上回った。ただ、前年同期の39億ドルからは減少した。

純損益は31億ドルの損失。新興電気自動車(EV)メーカーの米リビアン・オートモーティブの保有株の価値の目減りが重しになった。

1株当たりの営業利益は0.38ドルと、予想を0.01ドル上回った。

売上高は345億ドル。予想の311億ドルを上回った。

ウクライナ戦争、供給網の制約、物価と金利上昇にもかかわらず、通年の営業利益は115億─125億ドルになるとの見通しを維持した。

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