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米FRBが簿外資産のオンバランス化義務付ける新会計基準に懸念、不良資産処理に障害=関係筋

 [ワシントン 5日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は、米財務会計基準審議会(FASB)が先月採択した、金融機関に簿外資産のオンバランス化を義務付ける新基準の導入が、FRBが不良資産に対処する上で障害になる可能性があると懸念している。関係筋が5日、明らかにした。

 金融機関は従来、住宅ローン担保証券(MBS)などを「適格特別目的事業体」(QSPE)が保有する形で簿外資産扱いしてきたが、新基準ではこうした手法が認められなくなる。

 関係筋によると、FRB当局者らは、金融機関の不良資産を処理するためにFRBが創設した緊急プログラムに影響が出ることを懸念している。「FRBは金融機関の不良資産切り離しに取り組んでいるが、一部はバランスシートに計上されることになる。既に複雑化している状況がさらに悪化する可能性がある」との見方を同筋は示した。

 FRBからコメントは得られていない。

 一方、複数の業界グループが、FASBの新基準について、市場への影響や混乱を最小限にとどめるため国際会計基準審議会(IASB)との調整が必要と指摘。業界グループは6月1日付で、ガイトナー米財務長官、バーナンキFRB議長、米証券取引委員会(SEC)委員長、通貨監督庁(OCC)長官、米連邦預金保険公社(FDIC)総裁に書簡を送付した。

 書簡では「FASBの現在の提案は、個人や企業にとって重要な資金調達手段となっている国内の金融市場と証券化クレジット市場に間違いなく影響を与える」との懸念が示された。

原文参照番号[nN05290560](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nN05290560]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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