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ドルが広範に下落、ユーロは堅調な地合い維持=欧州外為市場・終盤
2017年9月4日 / 15:28 / 3ヶ月後

ドルが広範に下落、ユーロは堅調な地合い維持=欧州外為市場・終盤

[ロンドン 4日 ロイター] - 欧州外為市場ではドルが幅広い通貨に対し下落し、ドル指数が2年半ぶりの低水準に迫るなか、ユーロがこのところの力強い地合いを維持した。

ソシエテ・ジェネラル(ロンドン)の外為ストラテジスト、アルビン・タン氏は「ドルの幅広い通貨に対する下落が市場の大きな流れとなっており、ドルの短期的な見通しは思わしくない」としている。

北朝鮮は3日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載する水爆の実験に成功したと発表。これを受け米国のマティス国防長官は「米国やグアムを含む米国領土、あるいは米国の同盟国へのいかなる脅威にも大規模な軍事措置で対応する」とし、その措置は「効果的かつ圧倒的」なものとなると警告した。

これを受け、円とスイスフランが対ドルで上昇。海外市場で取引される中国人民元もこの日の取引で対ドルで約1年3カ月ぶりの高値を付けた。

みずほ銀行(ロンドン)のヘッジファンド取引部門責任者のニール・ジョーンズ氏はこうした動きについて「地政学イベントに対する典型的な『リスクオフ』反応だった」と指摘。ただ「ユーロは堅調さを維持しており、例外的な動きを見せている」と述べた。

ユーロは対ドルで約0.5%高の1.19ドルと、8月29日に付けた2年半ぶり高値に近い水準で推移している。

今週は欧州中央銀行(ECB)理事会会合を控えるなか、ユーロが力強さを維持していることは意外感をもって受けとめられている。ただこの日は米金融市場などがレーバーデーの祝日のため休場となっており、連休明けは週内にECBのほか、カナダ中銀、オーストラリア中銀も政策決定会合を控えていることから、ユーロ高の動きは朝方の取引以降は収束しつつある。

ドル指数は0.3%下落の92.56と、前週に付けた2年半ぶりの低水準に迫った。

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