May 6, 2015 / 10:18 PM / 5 years ago

ドルが対ユーロで下落、欧州債利回り上昇と低調な米指標で

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 6日のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで2月下旬以来の安値水準まで売られた。欧州国債利回りの上昇でユーロ需要が高まる一方、米経済指標が弱く米連邦準備理事会(FRB)が利上げ時期を遅らせるとの見方が広がった。

 5月6日、ニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで2月下旬以来の安値水準まで売られた。欧州国債利回りの上昇でユーロ需要が高まる一方、米経済指標が弱くFRBが利上げ時期を遅らせるとの見方が広がった。2011年8月撮影(2015年 ロイター/Yuriko Nakao)

ユーロ/ドルEUR=は1.5%以上上昇し、約10週間ぶりの高値となる1.1371ドルを付けた。

独10年債DE10YT=RR利回りは年初来高値水準となる0.6%に上昇。これで、利回りが先月過去最低の0.05%まで下落した後マイナスに転じるとの懸念が和らいだ。

独10年債と米10年債US10YT=RRの利回り格差は、3月下旬以来の165ベーシスポイント(bp)まで縮小し、利回り面からユーロへの投資魅力が高まった。

マッコーリー(ニューヨーク)の海外金利・通貨ストラテジストのティエリ・アルバート・ウィズマン氏は「この利回り格差縮小が、明らかにユーロを支援している」と述べた。

ドル/円JPY=EBSは約1週間ぶり安値の119.205円で取引されている。ドルは対スイスフランでも売られ、ドル/スイスフランCHF=EBSは3カ月超ぶり安値の0.9114フランまで売られた後、終盤は1.11%安の0.9160フラン。ドルの主要6通貨に対するドル指数は直近1%安の94.116となっている。

8日発表の4月の米雇用統計の前哨戦となる4月の米ADP民間雇用者数は16万9000人増で、市場予想を下回るとともに昨年1月以来の低い伸びとなり、FRBの利上げ時期が遠のくとの観測が広がった。

みずほコーポレート・バンク(ニューヨーク)の外為ストラテジストのSireen Harajli氏は「8日の数字は非常に強いものになるとは思えない。それはFRBが金利正常化について、より慎重になるとの見方を間違いなく強めるものだ」との認識を示した。

4月の米雇用統計のロイター調査による予想は、非農業部門雇用者数が22万4000人増となっている。3月は12万6000人増だった。

ドル/円    終値   119.44/50

始値   119.57/58

前営業日終値   119.85/87

ユーロ/ドル  終値   1.1346/48

始値   1.1274/75

前営業日終値   1.1184/86

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below