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ドルは112円前半、年末越えドル調達コストが8年ぶり水準に急騰
2016年11月30日 / 03:37 / 1年前

ドルは112円前半、年末越えドル調達コストが8年ぶり水準に急騰

[東京 30日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の112.39/41円。

 11月30日、正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の112.39/41円。写真はベトナムの首都ハノイで5月撮影(2016年 ロイター/Kham)

ドルは午前9時過ぎに112.06円まで下押ししたが、その後は仲値公示にかけて112.42円付近まで買い戻され、仲値通過後には112.54円まで強含んだ。この日は米10年債利回りが2.29―2.30%台で小幅な値動きとなっており、ドル/円は月末の実需のフロー以外は手掛かり材料難となった。

石油輸出国機構(OPEC)はきょう開催の総会で8年ぶりの減産に向けた合意を目指しているが、イランとイラクが協調になお難色を示しており、交渉は難航している。

OPECは総会の開始時間を1時間遅らせ1000GMT(日本時間午後7時)とした。関係筋によると、これに先立ち、OPEC閣僚は0700GMT(日本時間午後4時)から非公式会議も開くもようだ。

為替スワップ取引では、年末越え資金をカバーする1カ月物の円投/ドル転スワップのコスト(本邦勢のドル調達コスト)が258.53ベーシスポイント(bp)まで急拡大している。ドル調達コストが2.5%を上回るのは2008年11月25日以来。

スワップ取引では29日から1カ月物が年末越え資金をカバーする期日となり29日も255bpまで調達コストが上昇。28日の調達コストは134bp付近だった。

ドル供給サイドの欧米金融機関は、年末越えの資金提供を手控える傾向があるが、今年はトランプ次期大統領の政策をめぐる不透明感や、米利上げ観測などの不確定要素が加わり、一段と厳格にドル資金供給を管理しているとみられる。

一方、ドル調達サイドの本邦勢では、一部の金融機関で年末越えのドル調達が遅れているとみられ、スワップ経由のドル調達は大幅にタイト化している。

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