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ドルは110円前半で上値重い、シリアへのミサイル攻撃で円買い
2017年4月7日 / 03:42 / 7ヶ月前

ドルは110円前半で上値重い、シリアへのミサイル攻撃で円買い

[東京 7日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の110.40/42円だった。米国がシリアをミサイルで攻撃したと伝わり、リスク回避の円買いが一時強まった。ただ、押し目買い興味が観測されるほか、米中首脳会談や米雇用統計への思惑も根強く、目先の下押しは限られるとみられている。

 4月7日、正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の110.40/42円だった。米国がシリアをミサイルで攻撃したと伝わり、リスク回避の円買いが一時強まった。写真は都内で2015年1月撮影(2017年 ロイター/Yuya Shino)

朝方のドル/円は110円後半でじり高で推移。日経平均株価が100円超高で寄り付いた後に上げ幅を拡げるのを眺め、一時111円を回復するなど、仲値公示を挟んで底堅い動きとなった。

その後、米軍が巡航ミサイルでシリアへの攻撃を開始したと伝わると一転、ドル/円は急落した。リスク回避の円買いが強まり、クロス円も下落した。シリアでは政府軍が禁止されている化学兵器を使用したとされ、多数の死者が出ていた。

米政府高官は50発以上の「トマホーク」ミサイルがシリア政府軍の拠点に向けて発射されたと述べた。別の高官は、作戦は既に完了したとみられると語った。

米10年債利回りが、目先の下値めどと見られていた2.30%を一時割り込み、「ドル/円の上値が抑えられた」(国内金融機関)という。米10年債利回りは昨年11月以来の低水準となる2.289%付近に一時低下した。

心理的節目110.00円にはドル買い興味が観測され、目先のサポートとみられている。米中首脳会談や米雇用統計を見極めたいとの声も聞かれ、「シリア情勢に進展が見られなければ、イベント通過までは一段の下落はないのではないか」(別の国内金融機関)との見方が聞かれた。

仮に110円を割り込んだ場合、トランプ相場の半値押しとなる109.90円付近を維持できるかが焦点になる。IG証券のシニアFXストラテジスト、石川順一氏は「これを割り込めば、108円台に下値めどが移ってくる」と指摘している。

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