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ドルは102円後半で足踏み、ショートカバーに一巡感も
2016年10月5日 / 03:22 / 1年前

ドルは102円後半で足踏み、ショートカバーに一巡感も

[東京 5日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の102.88/90円だった。米早期利上げへの思惑の蒸し返しやテクニカル面での節目上抜けを背景に底堅い動きとなった。一方、ショートカバーの一巡感も意識され、目先の節目103円の手前での足踏みが続いた。

 10月5日、正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の102.88/90円だった。写真は都内で昨年8月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

株価が寄り付きから上げ幅を削ってマイナスに沈んだ局面でドル/円は一時102.67円に下押しされたが、仲値公示を挟んで株価の戻りとともに値を持ち直し、一時102.94円に上昇した。

仲値では「五・十日とはいえ、この水準ではさすがに輸入企業も手を出しにくかったようだ」(邦銀)といい、実需筋によるドル/円の買い支えは乏しかったという。一方、輸出企業のドル売りも103円の手前の水準では強まらなかったもよう。

ドル/円は前日、一時102.96円まで上値を伸ばし、年初から頭を押さえられてきた75日移動平均線をしっかり上抜け、一目均衡表の雲の上限に接近した。ただ、足元ではやや伸び悩び気味となっている。

市場では「テクニカル的には上値追いで追随するところだが、ショートカバーが一巡しつつある様子も感じられる。ここから買うのにはおっかなさもある」(国内金融機関)という気迷いの声が聞かれた。

午前中には、米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁が、底堅い経済指標が続けば、年内の利上げに問題はないと表明したことが伝わったが、相場の反応は限定的だった。利上げするなら12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で行う可能性が高いとしながら、11月の利上げも排除しなかった。

前日の海外時間には、米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁が、インフレを制御するには金利が著しく上昇する必要があるかもしれないと述べ、利上げの強い根拠が存在するとの認識を示し、米国の年内利上げ観測が強まった。

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