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来週のドル/円は底堅い、米国の利上げや税制改革への期待が支え
2017年10月20日 / 07:32 / 1ヶ月前

来週のドル/円は底堅い、米国の利上げや税制改革への期待が支え

[東京 20日 ロイター] - 来週の外為市場で、ドル/円は底堅さが意識される。衆院選や欧州中央銀行(ECB)理事会は、相場の流れを決定づける材料にはならないとの見方が多いが、米国の年内利上げ観測やトランプ政権の税制改革期待などが支えになりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)議長の後任人事が発表される可能性があり、市場の関心を集めている。

 10月20日、来週の外為市場で、ドル/円は底堅さが意識される。衆院選や欧州中央銀行(ECB)理事会は、相場の流れを決定づける材料にはならないとの見方が多いが、米国の年内利上げ観測やトランプ政権の税制改革期待などが支えになりそうだ。写真は6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

予想レンジはドル/円が111.80―113.80円、ユーロ/ドルが1.1670―1.1930ドル。

日本は22日に衆院選の投開票が行われる。国内メディアの情勢調査では、自民・公明党の連立与党が優勢と伝えられており、政権の不安定化に伴う円高リスクは後退している。一方、アベノミクス継続を材料にした円売りは続かないとの見方も多く、ドル/円の方向性は出そうにないという。

26日にはECB理事会がある。ロイター調査によると、来年1月から債券買い入れ額を現在の月額600億ユーロから400億ユーロに縮小するとの見方が大勢となっている。量的緩和の縮小決定は織り込まれており、「政策の発表直後に上下動しても値幅は小さい」(ソニーフィナンシャルホールディングスの為替アナリスト、石川久美子氏)との指摘がある。

<ドル、FRB議長の後任人事で上下の可能性>

市場の最大の注目は、米連邦準備理事会(FRB)議長の後任人事。トランプ大統領は候補者5人全員との面談を終えており、関係筋によると、来週にも発表する可能性があるという。

候補者はイエレンFRB議長のほか、パウエルFRB理事、ウォーシュ元FRB理事、テイラー・スタンフォード大教授、コーン国家経済会議(NEC)委員長。米政治メディアのポリティコは、トランプ大統領がパウエル氏を指名する方向に傾いていると報じている。

現執行部のイエレン氏かパウエル氏なら、タカ派的ではないとの見方からドル売りで反応する可能性がある。一方、タカ派的とみられているテイラー氏かウォーシュ氏となった場合には、ドル高で反応しそうだという。

ドルは指名直後のヘッドラインで上下動する可能性が高いとみられるが、金融政策がいきなり大きく変更される可能性は低く、ドルの反応は一時的との見方も多い。

ドルに下押し圧力が強まっても、米国の年内利上げ観測やトランプ政権の税制改革期待などが支えとなり、下値では押し目買いも入りそうだ。

為替マーケットチーム

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