May 3, 2018 / 9:33 PM / 5 months ago

利益確定の売りでドル下落、明日の雇用統計に注目=NY市場

[ニューヨーク 3日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、これまで上げていたドルに利益確定の売りが出たことで、不安定な取引のなかドルが下落した。市場は翌日に発表される4月の米雇用統計に注目している。

刺激策の引き揚げに手間取っている欧州中央銀行(ECB)などの世界の主要中銀とは異なり、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを継続するとの観測から、ドルは過去2週間で年初来の下げをすべて回復。ドルがさらに上昇するかは経済指標で成長とインフレの一段の改善が確認されるかにかかっている。

BKアセットマネジメント(ニューヨーク)の外為戦略マネジング・ディレクター、ボリス・ショレスバーグ氏は、「市場参加者はドルを買い進める前に、より多くの良好な経済指標を確認したいとしている」と指摘。経済指標の内容が良好なら、FRBは年内にあと3回の利上げを実施する可能性がある。

この日の取引で主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.13%安の92.395。前日は年初来高値となる92.834まで上げていた。ラボ銀行の外為ストラテジスト、ジェーン・フォーレイ氏は、ドルは急速に上昇したため、利益確定の売りが出たとしている。

4月の雇用統計は労働市場、およびインフレ圧力の力強さを見極めようと注目を集めている。

この日発表の米経済指標では、3月の製造業受注が前月比1.6%増加し、市場予想の1.4%増を上回った。輸送機器などの受注が好調だった。このほか3月の貿易収支の赤字額は前月比15.2%減の489億5600万ドルと、金額ベースで2017年9月以来の低水準となった。

ユーロ圏では欧州連合(EU)統計局発表の4月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値が前年同月比1.2%上昇となり、3月(1.3%上昇)から変わらずとの市場予想に反して鈍化した。変動の激しいエネルギーと未加工食品を除くコア指数は前年比1.1%上昇と、3月(1.3%上昇)から鈍化し、予想(1.2%上昇)を下回った。これを受け、ECBの金融刺激策の引き揚げを巡り疑念が出ている。

ドル/円 NY終値 109.18/109.21

始値 109.40

高値 109.46

安値 108.93

ユーロ/ドル NY終値 1.1987/1.1990

始値 1.1980

高値 1.2004

安値 1.1950

表はロイターデータに基づいています

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