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円・スイスフランに買い、英EU離脱懸念でリスクオフ=NY市場

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、原油安や銀行株主導で世界的に株安が進行する中、安全資産とされる円やスイスフランが上昇した。

 6月10日、ニューヨーク市場は円やスイスフランが上昇した。写真は羽田空港内で2011年8月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票が2週間後に迫り、リスク回避姿勢が強まっている。

この日公表された最新の英世論調査では、EU残留派の45%に対し、離脱派は55%と、10ポイント差をつけた。

ドイツ銀行(ニューヨーク)の為替戦略部門グローバル責任者、アラン・ラスキン氏は「国民投票が近づくにつれ、投資家が慎重姿勢を強めている」と話す。

スイスフランEURCHF=は対ユーロで8週間ぶり高値となる1.0845フランに上昇。直近では0.5%高の1.0850フランで取引されている。対ドルCHF=では横ばいの0.9632フランと、前日つけた5週間ぶりの高値水準を上回って推移した。

円はドルに対し0.4%高の106.65円。週間ではほぼ横ばいで終える見通し。

円は対ユーロでは一時119.88円と、2013年4月以来の高値をつけた。その後は0.9%高の120.09円。

EU離脱懸念から英ポンドGBP=D4も売られ、対ドルで1.4180ドルと、7週間ぶり安値に沈んだ。

金融市場では週末を控え、新興国通貨への売りが膨らんだほか、日独10年債利回りはそろって過去最低を更新した。利回り低下は銀行の収益悪化の要因となることから、各国の株式市場では金融株への売りが目立った。

来週の注目材料は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策会合だが、市場では大きなサプライズはないと予想されている。

ドル/円 NY終値 106.96/107.01

始値 106.72

高値 107.17

安値 106.57

ユーロ/ドル NY終値 1.1249/1.1253

始値 1.1297

高値 1.1312

安値 1.1246

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