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ユーロ急伸、ドラギ氏が通貨高懸念表明せず=NY市場
2017年8月25日 / 22:02 / 3ヶ月前

ユーロ急伸、ドラギ氏が通貨高懸念表明せず=NY市場

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が一部予想に反し、ユーロ高に懸念を示さなかったことを受け、終盤のニューヨーク外為市場は、ユーロが対ドルで約2年ぶり高値水準をつけた。

ユーロは対ドルEUR=で一時、1.1940ドルと、2015年1月以来の高値水準を記録した。直近では1%高の1.1929ドル。1日の上昇率では2カ月ぶりの高さとなった。

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長も、講演で金融政策に言及しなかった。ドラギ氏の講演を受け、主要6通貨に対するドル指数.DXYは約1年ぶり安値をつけた。

直近でドル/円JPY=が0.2%安の109.31円。ドル指数は0.8%安の92.542。

米国の政治混乱や緩やかな金融引き締めペースを追い風に、ユーロは年初から、ドルに対して13%急伸した。一部アナリストらは、ドラギ氏がこの日の講演でユーロ安を狙った発言をする可能性を指摘していた。ところが発言が無かったため、市場関係者らはユーロ買いに青信号がともったと受け止めた。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツの世界市場戦略責任者、カール・スカモッタ氏は、特に欧州中央銀行(ECB)の理事会議事要旨で、過度のユーロ高への懸念が浮上したことを踏まえ、ドラギ氏のユーロ高けん制発言が予想されていたと分析した。

イエレン氏の講演について、 みずほの為替ストラテジスト、シリーン・ハラジリ氏は「米連邦公開市場委員会(FOMC)は、非常に緩やかなペースで引き締め政策を続ける意向を、非常にはっきり示している。こうした見方を変える材料が出てきたとは思わない」と話した。

イエレン氏は国内規制に焦点を当て、2007─09年の危機以降に導入された改革により、経済成長を阻害することなく金融システムが強化されたとし、いかなる将来的な変更も控えめなものにとどめる必要があるとの考えを示した。

ドル/円 NY終値 109.34/109.37

始値 109.65

高値 109.84

安値 109.12

ユーロ/ドル NY終値 1.1924/1.1928

始値 1.1816

高値 1.1940

安値 1.1786

表はロイターデータに基づいています

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