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ドル109円半ばで方向性出ず、短期筋は調整主体
October 6, 2014 / 4:02 AM / in 3 years

ドル109円半ばで方向性出ず、短期筋は調整主体

[東京 6日 ロイター] - 正午のドル/円JPY=EBSは、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の109円半ば。朝方は輸入企業のドル買いが観測されたが、一巡後は短期筋の利食いや調整に押された。ただ、日米金融政策の方向性の違いに基づくドル買い機運は継続しており、109円半ばではサポートされた。

 10月6日正午のドル/円は、ドル安/円高の109円半ば。朝方は輸入企業のドル買いが観測されたが、一巡後は短期筋の利食いや調整に押された。写真は外為取引業者の社内、1月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

ドル/円は、米雇用統計通過後の方向感を探る展開となった。朝方109.85円まで上昇し、節目の110円をうかがう位置につけたが、その後は上値が重くなり、一時109.54円まで下押しされた。

この日は中国やシンガポールなどの市場が休場で、参加者が少なかったという。短期筋を中心に「傾いているポジションを少し落とそうとしている」(大手邦銀)とされ、調整主体の値動きとなった。

ドルは先週末の米雇用統計発表後に109.91円まで上昇。その後は109.70─80円台で堅調に推移した。110円には乗せきれなかったものの、利上げに向かう米国と、量的・質的緩和の出口が見えない日本という構図は崩れておらず、この先も強いドルの地合いを見通す向きは多い。週明けの東京時間も109円半ばでは底堅さを見せている。

<日銀決定会合に関心>

きょうから2日間の日程で日銀が金融政策決定会合を行う。今回は異次元緩和政策が維持されるとの見方が多いが、海外投資家の中には、今後、新たな金融緩和を打ち出してくると見る向きもあるという。

市場では「一部の海外投資家は、現状のまま2回目の消費増税に踏み切ると日本経済は耐えきれないとして、消費増税を判断する前にカンフル剤を打ち込む可能性があると考えているようだ」(国内金融機関)との見方が出ていた。

一方、日本の投資家は「最後のカードを切るようなことはできない。当面は様子見でいくのではという感じが多い」(同)とされ、追加緩和に対する市場の見方は分かれている。

安倍晋三首相は午前の衆院予算委員会で、2015年10月に予定されている消費税率10%への引き上げの是非について答弁した。首相は消費税再増税によって景気が落ち込み、税収が減ってしまえば「元も子もない」と指摘。その上で、冷静に経済指標を分析するとともに、専門家らによる議論も踏まえて「最終的には経済・国民生活に資する判断をしたい」と強調した。

          ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=

  正午現在   109.58/60 1.2515/19 137.15/19

  午前9時現在 109.80/82 1.2511/15 137.38/42

  NY午後5時 109.78/80 1.2514/16 137.34/38

杉山健太郎

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