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ドル101円半ばに小幅上昇、中国製造業PMIを好感
2014年5月22日 / 04:12 / 3年後

ドル101円半ばに小幅上昇、中国製造業PMIを好感

[東京 22日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の101円半ば。朝方から動意に乏しい展開となっていたが、5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回ったことを好感し、小幅に上昇した。

 5月22日、ドルは5月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回ったことを好感し、対円で小幅に上昇。昨年8月、ソウルで撮影(2014年 ロイター/Kim Hong-Ji)

前日、ドル/円は黒田東彦日銀総裁の会見を受けて下落し、一時100.80円と年初来安値に迫った。ただ、その後は米10年国債利回りの上昇などで持ち直し、海外時間には一時101.63円まで上昇する場面もみられた。

この日のドル/円は朝方から101.40円付近でもみあっていたが、午前11時前に発表された5月の中国製造業PMI速報値が市場予想を上回ると、リスク回避ムードがやや後退。日経平均株価が200円超の上げ幅となったことも支援材料となり、ドル/円は一時101.58円まで強含んだ。

市場参加者によると、仲値にかけては輸入企業のドル買い/円売りと輸出企業のドル売り/円買いが交錯していた。ただ、短期筋などには積極的にポジションを傾ける動きが見られず、それほど活発な取引が行われていないという。

<豪ドルは急伸>

マークイット/HSBCが発表した5月の中国製造業PMI速報値は49.7で、ロイター調査の事前予想(48.1)を上回った。この結果を受け、中国と交易関係の深いオーストラリアの豪ドルは急伸。93.50円付近で推移していた豪ドル/円は、一時94.10円まで上昇した。

PMIは50.0を上回ると景況の改善を、下回ると景況の悪化を示す。ニッセイ基礎研究所のシニアエコノミスト、上野剛志氏は「5月のPMIは良かったとはいえ、50を割っている。景気対策の効果は出ているようだが、今後もさらなる対策を打てる状況にはない」と指摘する。中国経済は、豪ドル自体を押し上げる材料には欠けており、上昇の動きは一時的ではないかとみている。

         ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

 正午現在   101.53/55  1.3672/76  138.82/86

 午前9時現在 101.43/45  1.3680/84  138.77/81   

 NY午後5時 101.35/37  1.3685/87  138.71/75 

杉山健太郎

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