Reuters logo
ドル/円は底堅い、米FRB議長の議会証言に関心=今週の外為市場
February 12, 2017 / 11:27 PM / in 10 months

ドル/円は底堅い、米FRB議長の議会証言に関心=今週の外為市場

[東京 13日 ロイター] - 今週の外為市場でドル/円は底堅く推移しそうだ。10日の日米首脳会談は友好ムードが醸成され、無難に通過したとの見方が多い。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が週半ばの議会証言で利上げに前向きな姿勢を示せば、ドルは上値を試す可能性がある。

 2月13日、今週の外為市場でドル/円は底堅く推移しそうだ。10日の日米首脳会談は友好ムードのなか無難に通過したとの見方が多く、市場の関心は、イエレン米FRB議長が週半ばの議会証言で利上げに前向きな姿勢を示すかどうかに向かっている。都内で8日撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

予想レンジはドル/円が112.00―115.00円、ユーロ/ドルが1.0500―1.0750ドル。

日米首脳会談は、為替については両国の財務省トップを中心に議論を継続していくとし、共同会見でもトランプ大統領は日本を名指しで通貨安誘導と批判することはなかった。リスクイベントを通過したことで、市場からは「ドルが一気に110円方向へ円高となることはなさそうだ」(トウキョウフォレックス上田ハーローの阪井勇蔵氏)との見方が出ている。

一方、トレンドを見いだすには決め手を欠いたとの声もある。「トランプ政権の具体的な政策が見えてこないことや、欧州政治リスクなどが意識される」(国内金融機関)として、ドルが115円台を目指すには新たなニュースが必要という。

<米3月利上げの示唆あるか>

今週は14、15日に行われるイエレンFRB議長の議会証言が注目されている。一部の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーから3月利上げに前向きな意見が出ているものの、市場参加者の織り込み度合いは低い。「3月に利上げを実施するなら、イエレン氏はこの機会に市場にメッセージを発信しなければならない」(外為アナリスト)といい、発言内容に関心が向かっている

主な経済指標としては、13日に日本の10─12月期国内総生産(GDP)、14日に中国の1月消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数、15日に米国の1月小売売上高、同CPI、2月ニューヨーク連銀製造業景気指数、16日に米国の1月住宅着工件数、2月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数などがある。

<ユーロ/ドルは底堅いか>

ユーロ/ドルは底堅さが意識されている。米トランプ政権の幹部がユーロ安をけん制したこともあり、「ユーロも一辺倒に下げないだろう。トランプラリーの再開でドル買いとなれば下押しもあり得るが、1.05ドルを割り込むほどではない」(同)との見方が出ていた。

為替マーケットチーム

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below