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上海外為市場=人民元が下落、人民銀が当面の相場上限を示唆か

[上海 3日 ロイター] - 3日の上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで小幅下落した。中国人民銀行(中央銀行)が基準値を前日よりも元安/ドル高に設定し、ここ2日間の上昇基調が止まった。

  人民元は1日と2日に、一時的ながら1ドル=6.2元よりも元高に振れた。しかし人民銀がこの日の基準値を元安に設定したことは、今はこの水準(6.2元)を元相場の上限にしたい意向であるとのシグナルであるとみられている。   人民元 のスポット相場は正午ごろの段階で前日終値(6.2056元)比0.02%元安/ドル高の1ドル=6.2068元。人民銀はこの日の基準値を、前日の同値(6.1493元)比0.04%元安/ドル高の6.1520元に設定した。

  市場は、人民元が6.2元よりも安くならないとの見方から投機筋が大量のロングポジションを築いていたと考えている。しかし人民銀が2―3月に元安局面を誘導したことは、こうしたロングポジションに打撃を与えた。   人民元は2―3月に2.54%下落。2カ月間での下落率としては、国内に外国為替市場が設立された1994年以来最大の大きさとなる。アナリストらは、中国当局が、対外貿易が1年の中でも少ないとされる1―3月という時期を利用して、投機筋の足をすくったと説明する。

  しかし、今週に入り企業によるドル売りが増加。中国の対外貿易が回復し始めた可能性を示す兆候と言え、為替市場へのドル供給が増えている。その意味で、今回の人民銀主導の人民元下落局面はおおむね終わったかもしれないと市場関係者はみている。   トレーダーの多くは、中国の対外貿易が4―6月に回復し巨額の貿易黒字が生まれると予想。国内市場でドルが潤沢にある中で、人民銀が人民元相場を押し下げるために介入しようとした場合、大量のドルを買う必要が生じる。

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