for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

アジア通貨動向(28日)=バーツが上昇、四半期ベースで2年半ぶりの大幅高に

 [シンガポール 28日 ロイター] 28日のアジア通貨市場では、タイバーツが対ドルで小幅上昇し、四半期ベースで2年半ぶりの良好なパフォーマンスを記録する見通しとなっている。力強い経済のファンダメンタルズを背景に国内株式・債券市場に資金が流入している。

 その他の通貨はおおむね横ばいから堅調。ただ、韓国ウォンは政府が今年の経済成長見通しを大幅に引き下げたことを受けて下落している。

 ドルは対バーツTHB=THで約0.2%安の29.25バーツ。

 ドルは今四半期、バーツに対して約4.4%下落しており、四半期ベースで2010年7─9月期以来の大幅な下げとなっている。

 バーツは国内株式・債券市場への資金流入に支援され、3月20日には16年ぶりの高値となる1ドル=29.07バーツをつけた。

 豪コモンウェルス銀行(シンガポール)のアジア通貨ストラテジスト、アンディ・ジー氏は「リスク調整後の利回りは依然としてかなり魅力的で、バーツを支援する見通しだ」と指摘した。

 一方で、マクロ経済状況は現在バーツにとって中立的とみられ、4─6月期にバーツの上昇が一服する可能性があるとの見方を示した。

 同氏は「大方のアジア諸国が実際にかなり良好なため、それほど突出していない」とし、バーツの6月末時点の相場について1ドル=29.20バーツ付近になるとの見通しを示した。

 投資家はタイ中央銀行による為替介入の可能性も警戒している。この日発表されたタイの2月の輸出は前年同月比5.8%減少した。

 フィリピンの市場は祝日のため休場。

 *0716GMT(日本時間午後4時16分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 円           94.18

 シンガポールドル 1.2426

台湾ドル    29.894

韓国ウォン    1112.50

タイバーツ   29.25

フィリピンペソ    40.80

インドネシアルピア 9712.00

インドルピー   54.34

マレーシアリンギ  3.0970

人民元       6.2142

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up