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〔外為マーケットアイ〕米共和党は景気対策代替案に「新HIA」盛り込まず、ドル高期待はく落

〔外為マーケットアイ〕

 <17:30> 米共和党は景気対策代替案に「新HIA」盛り込まず、ドル高期待はく落

 米上院のマケイン議員(アリゾナ州)ら共和党議員は現地時間3日に提示した4450億ドル規模の景気対策法代替案に、海外から国内に還流する利益(資金の本国還流)に対する税率を35%から5.25%に引き下げる条項を盛り込まなかった。

 事前に税率引き下げの可能性が報じられたことで、05年に米国への資金還流が加速し、ユーロ/ドル下落の一因となった米雇用創出法の内国投資促進条項(本国投資法・HIA)の第二弾になる可能性があるとして、市場ではドル高手掛かりになると関心を寄せる声が上がっていた。

 <17:05> 短期筋のストップが値幅広げる、薄商いで急落

 豪ドル/円は57.00円付近、ユーロ/円は115.80円付近で値動きが落ち着いてきた。この日の東京市場は、前日海外の流れを引き継いでクロス円が底堅い動きとなったため、海外市場での一段高を見越してクロス円を買い持ちにしていた参加者が多かったという。夕方の薄商いの中、まとまった売りが出たことで短期筋が相次ぎ損失確定の売り戻しに動き、クロス円の下げ幅が拡大した。一時88.83円まで下落したドルも89.10円付近へ値を戻してきた。

 <16:45> ドル88.85円まで急落、海外ファンドが豪ドルにまとまった売りか

 複数の市場筋によると、夕方の取引で特段の手掛かりのない中、海外ファンドと見られる向きが豪ドル/円のまとまった売りに動き、豪ドル/円は56円半ばまで2円弱急落した。急激な円高を受けて円は他通貨に対しても買われ、ユーロ/円は115円半ばへ1円半、英ポンド/円は127円半ばへ2円超の下げとなった。ドル/円も88.85円まで1円弱下落した。市場では「仕組み債に絡んだ動きだったようで、かなり巨額の売りだった」(市場筋)との声が出ている。

 <16:30> 豪ドル/円の売りをきっかけに円が全面高

 豪ドル/円AUDJPY=Rの大口の売りをきっかけに円が全面高になっている。豪ドル円はきょうの高値58円半ばから56円後半まで急落、これに伴ってユーロ/円、ドル/円でも円高が進行している。

 豪ドル売りの背景は不明だが、債券償還に伴う豪ドル売り/円買いや、仕組み債がらみのオペレーションとの声も聞かれる。 

 <15:10> ユーロ116円後半に上昇、先高観乏しく売り場探しの声も

 ユーロ/円は116円後半に上昇している。内外金融機関が対ユーロ、対ドル、対ポンドで円を売っているという。日経平均.N225などアジア株の堅調さもあり、リスク許容度が上昇していることがクロス円の支援材料になっているという。

 ただ、先高観は乏しい。「各国中銀のドルスワップ協定延長にしても、アクションはポジティブに受け止めているが、逆にいえばそうしなければならないほど厳しい状態が今後も続くということ。上昇についていくより売り場を探したい」(国内金融機関)という。

 <14:19> ユーロ1.30ドル付近でこう着、オプションに絡む攻防

 ユーロ/ドルは1.30ドル付近でこう着。ストライク・プライス1.3ドル前後のオプションが存在することから、オプションの売り手と買い手の攻防戦が展開されて値動きが鈍っているという。一方、下値にはストライク・プライス1.27ドル付近のオプションが存在するため、ストライク・プライス前後では売り買いが交錯するとみられている。

 オプションが上値を押さえているのはドル/円も同様で、89─90円のストライク・プライスを持つオプションが複数存在するため、参加者は上攻めに慎重になっているという。

 <13:55> ドル89.60円付近、オバマ米大統領は米銀幹部報酬の開示を要請

 ドル89.60円付近で小動き。米政府高官によれば、オバマ米大統領は、全ての上場金融機関の幹部報酬に関する情報を長期的に開示するようきょうにも要請する。また、オバマ大統領は、米政府から公的資金を受けている金融機関やその他企業の幹部の年俸上限を50万ドルとするという。幹部報酬の改革についてガイトナー財務長官がきょう記者会見を開く予定。為替市場の反応は限定的だった。

 <13:07> ユーロは1.3ドルばさみの推移、ECB理事会後のコメントに注目

 ユーロは1.3010ドル付近で小動きながらも神経質な展開を続けている。市場では、5日の欧州中央銀行(ECB)理事会後のトリシェ総裁の発言に注目が集まっている。「今回(5日)は利下げを見送って、来月に50ベーシスポイントの利下げというのがメインシナリオだと思うが、理事会後にハト派的なコメントが出れば、再び利下げリスクが意識され、ユーロ安につながるだろう」とJPモルガン・チェース銀行のFXストラテジスト・棚瀬順哉氏は言う。また、株価が下落し、円高が進めば、クロス円でのユーロ売りが顕著になるとの見方も多く聞かれる。日経平均.N225はきょうは堅調で8000円台に乗せている。

 <11:20> 円が全般に底堅い動き、国内勢のリパトリ観測が手掛かり

 仲値公示にかけて一時89.62円まで上昇したドルは89.50円付近へ、116円後半をつけたユーロ/円が116.20円付近へ反落するなど、この日の取引では株高にもかかわらず円が全般にしっかり。前日海外でクロス円が上昇した反動に加え「3月期末をにらんで、特にアジア時間は日本勢のリパトリエーション(資金の本国還流)が出やすくなるとの見方から、短期筋が先回りする形で(前日から上昇しているクロス円などの)戻り売りに動いている」(外銀)という。

 <10:37> ユーロ一時116円割れ、仲値公示にかけ銀行の売り

 ユーロ/円が一時116円を割り込み、115.82円まで売られた。「仲値公示にかけて銀行のユーロ売りが出た」(国内証券)という。欧州中央銀行(ECB)理事会を意識して前日海外市場からのユーロの戻りに頭打ち感が広がりつつあり、ユーロ/ドルも一時1.2955ドルまで値を崩した。ただ、売り一巡後は下げ渋り、対円では116円台、対ドルでは1.29ドル後半でもみあっている。

 ドル/円はクロス円の円買いが波及する形で89円前半で軟調もみあい。ドル単独の動きは乏しい。しかし「これまではユーロの悪材料に反応しやすい地合いだったが、ECB理事会の後には米雇用統計が控えている。前日のユーロ上昇も、各国中銀のドルスワップ協定延長でひっ迫するドル需要が緩和されるというドル売り材料に反応した側面が強く、今後はドルの悪材料にも目が向いて円全面高になる可能性もある」(国内証券)との声が上がっている。

 <09:54> 各国中銀のドルスワップ協定延長、金融危機の長期化見通しを反映か

 FRBが前日、欧州中央銀行(ECB)など13カ国・地域の中央銀行と締結している通貨スワップ協定の期限を10月末まで延長すると発表したことで、市場ではドル調達に懸念のある状態が長期化するのではないかとの見方が出ている。10月末までの延長は欧米金融機関の7―9月期決算をにらんだものだとして「9月末頃までは(市場の)リスク回避姿勢を払拭できない公算がある。円や米ドルのようなキャリートレード借入通貨は、リスク回避による巻き戻しで強含むという変則的パターンが繰り返される可能性を念頭に入れるべき」(バンク・オブ・アメリカ)だという。

 前日のドルLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)は3カ月物USD3MFSR=が1.23375%と前日の1.22500%から上昇し、1月9日以来1カ月ぶりの高水準をつけた。

 FRBは同時にターム証券貸出制度(TSLF)など5つの流動性供給プログラムも10月末まで延長すると発表した。

 <09:26> ドル89円前半、ユーロ/円に上値の重さ

 午前9時現在のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点からほぼ変わらずの89円前半。一方、ユーロ/円は上値が重くなり116円前半に弱含んでいる。

 前日海外市場ではユーロが買い戻されたが「5日に欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて利下げ観測もくすぶっている。ユーロはもう少し上値があるかもしれないが、そろそろ値動きが重くなってきた」(邦銀)との声が上がっている。ユーロ/ドルについても「1.30台で頭打ちではないか」(都銀)との声が聞かれる。

 ユーロ/円EURJPY=Rはけさまでに一時116.75円まで上昇。2日につけた1週間半ぶり安値113.09円から3円半の切り返しとなった。

 <07:43> きょうの予想レンジはドル88.90―89.90円、ユーロの買い戻し続く

 きょうはドル/円JPY=88.90―89.90円、ユーロ/ドルEUR=1.2960―1.3090ドルのレンジが予想されている。昨年12月の米住宅販売保留指数が予想外の上昇を示したこと、米連邦準備理事会(FRB)など13カ国・地域の中央銀行が通貨スワップ協定を延長したことなどを手掛かりに、海外市場でユーロ/ドルにショートカバーが入った流れを引き継ぐとの見方が出ている。米国株高を受けてきょうの日経平均株価.N225などアジア株が上昇すれば、この流れが強まりそうだ。利下げ観測がくすぶる欧州中央銀行(ECB)の金利発表があすに迫っているが、ユーロはかなり織り込んでいるという。

 (東京 4日 ロイター)

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