for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

〔外為マーケットアイ〕世界の外準に占める円の比率は3四半期ぶり低下、ユーロ離れは大きく進まず

〔外為マーケットアイ〕

 <16:00> 世界の外準に占める円の比率は3四半期ぶり低下、ユーロ離れは大きく進まず

 国際通貨基金(IMF)が31日に開示したデータによると、2009年第4・四半期の世界の外貨準備に占める円の比率は3.01%と、3四半期ぶりに低下。09年第1・四半期以来の水準となった。米ドルの比率は62.14%と3四半期ぶりに増加、ユーロ導入来の過去最低を記録した前四半期の水準から切り返した一方、ユーロは27.37%と3四半期ぶりに低下した。ただ、ギリシャなど欧州新興国問題によるユーロ安は昨年後半から本格化していたものの、期間中の為替変動の影響を除くと「ドルの増加が目を引くが、ユーロも相応に増えている。昨年末時点で各国中銀のユーロ離れが進んだとは言い切れない」(みずほコーポレート銀行・国際為替部マーケットエコノミストの唐鎌大輔氏)という。

 唐鎌氏によると、円は為替変動の影響を除いてもほとんど変化がなかったという。

 <15:05> ドル93円半ば、米国債10年物利回りは3.835%付近

 ドルは93円半ば。欧州勢の参加に伴ってドル/円は若干上昇している。ドル高トレンドの支援材料の一つとなっている米長期債利回りは前日とほぼ変らず。米国債10年物の利回りUS10YT=RRは、3.835%で、ニューヨーク市場終盤の3.833%から若干上昇。米国債2年物利回りUS2YT=RRと10年債の利回り格差は、282ベーシスポイント(bp)で前日とほぼ変らず。

 米長期金利の今後の動向について、「世界的な株高で出口戦略が模索される中、債券から株にシフトしようと考える投資家は多い。ただ、欧州市場が落ち着きを取り戻していないため、グローバルなマネーは欧州から米国に引き続き流入するだろう。これらを考えれば、米長期金利は4%程度が上限とみている」と岡三証券・外国債券グループ・グループ長の相馬勉氏は言う。

 <13:50> ドル93.40円付近、ドル/円は18カ月移動平均を2年半ぶりに上抜け

 ドルは93.40円付近で動意薄。中長期投資家の間では、前日終値ベースでドル/円が18カ月移動平均線を上抜けしたことが話題になっているという。

 ドルは前日ニューヨークの午後5時時点で、93.47円となり、93.30円付近にあった18カ月移動平均線を上抜けした。上抜けしたのは2007年8月以来。テクニカル分析では、ドル/円の下値が堅くなる可能性が高いとされる。

 <12:38> ドル93.38円付近、米雇用統計控えポジション調整主体の値動き

 ドルは93.38円付近。米雇用統計を2日に控え、市場ではポジション調整主体の値動きが続いているという。「朝方は93.60円以上にあったストップを付けに行く動きが見られたが、結局失敗し、その後は短期筋も動意薄。きょうから欧州を含めイースター休暇に入る参加者も多く、既に閑散とした市場になってきた」(証券会社)という。

 前日に企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)子会社などが発表した3月全米雇用報告は、民間部門雇用者数が2万3000人減と事前予想の4万人増から予想外の減少となったものの、悪天候の反動や国勢調査による雇用増が雇用統計の下支えになるとの見方は変わらず。「ADPについては、若干期待感が後退した程度。短期筋の利食い売りを誘った。ただ、雇用統計の先行指標としての役割が低下しているとの指摘もあり、実際ふたを開けて見ないとわからない」(同)という。

 ロイター調査では、3月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数の予想中央値は19万人の増加。2月は3万6000人の減少だった。予想範囲は5万人の減少から40万人の増加までと幅広く、今年の国勢調査のための雇用の影響で、不透明感があることを示した。

  失業率の予想は前月と同水準の9.7%。予想範囲は9.5%から9.9%。平均週労働時間は33.9時間と、前月の33.8時間を小幅上回ると予想されている。予想範囲は33.8時間から34.0時間。

 <12:03> ドル93.40円、米国の人民元切り上げ圧力がトーンダウンとの見方も

 ドルは93.40円付近で上値がやや重い。市場では、4月15日の米財務省為替報告を控え、米国サイドの中国に対する人民元切り上げ圧力が、ここ2、3日で軟化してきた、との声が聞かれる。

 ガイトナー米財務長官は31日、「中国が人民元改革を進めることが自国の利益になると判断すると、強く確信している」と述べた。ただ、それがいつになるかには言及しなかった。

 「米国の圧力がトーンダウンしているように見える。中国高官からも変動幅拡大の必要性に言及する声も聞かれ、15日以前に中国が変動幅拡大の措置に踏み切る可能性が出てきた。人民元の変動幅拡大を、市場が金融引き締めの一環と捉えれば、リスク回避の流れとなり、ドル/円の売り圧力となるだろう」と三菱UFJ証券のクレジット市場部・為替課長の塩入稔氏は言う。

  元全国人民代表大会(全人代)常務委員会副委員長の成思危氏は31日、中国は人民元のより大幅な変動を容認する必要があるとの認識を示した。 同氏は人民元の変動幅を上下3%とし、上限または下限に達した場合に中国人民銀行(中央銀行)が介入することを提案。

 ドルに対する変動幅か、通貨バスケットに対する変動幅かは特定しなかった。

  同氏の提案では、人民元は1日の許容変動幅に制限されることなく、レンジ内での変動が可能になる。 人民元の1日の許容変動幅は現在、対ドルで基準値の上下0.5%、対通貨バスケットでは3.0%。

 <10:40> ドル93.35円付近、仲値は売買交錯

 仲値公示を経てドルは93.35円付近でもみあい。新年度入り初日の仲値では一部でドルが不足ぎみとなったものの、すでに高値圏へ上昇しているドル/円を押し上げるには至らなかった。「さすがに新年度初日から投資家勢が大きく動くわけでもなかった」(都銀)という。ユーロも126円前半へ反落して値動きが一服となっている。

 <09:58> 米指標下振れでも雇用統計への期待根強い、ADP発表者も強含みの可能性に言及

 市場では、2日発表の3月米雇用統計が強含みになるとの期待感が引き続き残っている。前日に企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)子会社などが発表した3月全米雇用報告は、民間部門雇用者数が2万3000人減と事前予想の4万人増から予想外の減少となったものの、悪天候の反動や国勢調査による雇用増が雇用統計の下支えになるとの見方は変わらず。「極端に楽観的な予想は後退したが、総じて堅調な結果が期待できる」(ロイヤルバンク・オブ・スコットランド)という。

 ADPの発表後、指標算出の実務を手がけたマクロエコノミック・アドバイザーズのジョエル・プラッケン会長が電話会見で「特別要因を考慮すると2日の雇用統計はあっさりと強いプラスの数字が示される可能性がある」との見方を示したこと、米ホワイトハウスのバートン報道官が同日の会見で、3月雇用統計の内容にかかわらず「われわれには依然としてやるべきことがたくさんある」と発言したことなども、雇用統計が強含みになるとの見方を支えた。

 <09:20> ドル3カ月ぶり93円半ば、年初来高値が目前に

 午前9時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の93円半ば。一時93.65円をつけて3カ月ぶり高値をつけた。ドル/円やクロス円がテクニカル的に上抜けてきたことで、2日発表の米雇用統計や海外のイースター休暇を控え、これまで買い上げた円を売り戻す動きが相次いでいるという。ドルは1月につけた年初来高値の攻防となっている。

 円は他通貨に対しても下落。朝方の取引で豪ドル/円AUDJPY=Rは85円後半と3カ月ぶり、ユーロ/円は一時126.62円と2カ月ぶり、英ポンド/円GBPJPY=Rは142円前半と1カ月半ぶり高値をつけた。

 日銀が朝方発表した3月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業・業況判断指数(DI)はマイナス14と、ロイターがまとめた事前の市場予想マイナス13を小幅に下回った。日銀によると、大企業全産業ベースの10年度の設備投資計画は前年度比0.4%減で、3月短観としては07年度以来の高めの水準。発表後の取引で円相場に目立った反応はなかった。

 <08:48> ドル93.65円まで上昇、3カ月ぶり高値を更新

 朝方の取引でドルは93.65円まで上昇。1月8日以来3カ月ぶり高値を更新した。前日から円が売られた流れを引き継いでいる。

 <08:30> ゆうちょ銀の外債投資めぐる思惑が話題に、大幅な円高見通しには歯止め

 前日夕方の市場では、ゆうちょ銀行の外債投資をめぐる思惑が一部で出回った。ゆうちょ銀が今年度の国債投資を減少させる見通しが明らかになったことで、減少分が海外投資に回るのではないかとの見方だったという。ただ「政府が主張するゆうちょ銀の運用多様化対象は海外資産だけではないはず。一部の海外勢が話題にしていたが、実現可能性は低い」(外銀)として、円相場に大きな影響はなかった。「今後、急速な円高が再び進んだ際は話題になるかもしれないが、(円が最近の取引レンジ下限にある)現状はあまり関心が集まらない」(都銀)との声もあった。

 独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構が開示した「安全資産の保有状況に関する資料」によると、ゆうちょ銀は2010年度に21兆7300億円

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up