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為替こうみる:ドル/円は夏に底打ち、短期で100円割れも=メリル証 山田氏

[東京 20日 ロイター] - <メリルリンチ日本証券 チーフFXストラテジスト 山田修輔氏>

ドル/円は長期的に円安のシナリオだが、短期的には依然、調整基調にあり、100円を割れるシナリオも十分にありえる。

2月初めにつけた100.80円付近と、101.20円付近を走る200日線が水準的に近づいてきており、オプションのリスク・リバーサルも円高を警戒し始めている。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和の可能性が高まる一方、日銀の金融政策は当面の現状維持が想定されており、短期的にはユーロ円の円高材料として意識される。米金利が低下する一方、米株が高値圏で推移する中、ロシアと中国を中心とした地政学的なリスクに対し、相場は引き続き脆弱に見える。

足元で、ドル/円の100円割れは、さほど意識されていない半面、円安への確信が徐々に衰えてきてもいる。米金利低下にさらなるモメンタムがついたり、米株が崩れるような局面では、ドル/円が売り込まれるリスクがある。

円高が進むシナリオでは、ドル/円の底打ちまでには多少時間がかかるだろう。それでも日本の貿易赤字や、堅調な米経済を前提とした金融政策の差などのマクロ要因は健在であり、夏ごろまでには底を打ち、次の長期的な円安に向かうと見る。年末には108円を想定している。

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