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日銀総裁会見こうみる:ドルの年初来安値を割る内容でない=外為どっとコム総研 神田氏

[東京 21日 ロイター] - <外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也氏>

会見内容は、従来からの市場の見方を覆すような内容ではなかった。日銀は、これまで通りの姿勢を堅持するということだろう。

本来なら、相場を取り立てて刺激する内容ではなかったが、会見中にドル/円が101円を割り込んだ。下落要因として決め手になった発言があったというより、全体的なムードとして、リップサービスはないと踏んだ投機筋が円買いを仕掛けたとみている。

今までは、101.20円付近を通る200日移動平均線が攻防の分岐点とされた。101円を割り込んだ今、年初来安値の100.75円が「最後の砦」といえる。ここを突き崩すほどの会見内容ではなかった。

ただ、海外時間中には年初来安値を割り込むこともあり得る。夜半にはイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定され、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録も出てくる。想定以上のハト派発言があれば、今度は円高ではなくドル安がドル/円を押し下げる可能性がある。

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