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金の売却禁止案、承認でも政府系ファンドで運用せず=スイス中銀総裁

[チューリヒ 16日 ロイター] - スイス中銀(SNB)のジョルダン総裁は、スイスのゾーンターク紙とのインタビューで、国民投票で中銀による金準備の売却が禁止されたとしても、ソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)で金準備を運用する考えはないと述べた。

「スイスの金を救え」をスローガンに、保守政党・スイス国民党(SVP)が提示している提案は、中銀による金準備の売却を禁止するほか、資産の少なくとも20%を金で保有することを義務付ける内容。 提案は11月30日、国民投票にかけられる。

この提案は、金や外為市場に大きな衝撃を与えている。提案が承認されれば、スイス中銀は金の保有高を大幅に増やす必要があるためだ。ただ、世論調査によると、国民投票で否決される見通し。

総裁は、SWFの創設は考えられないとし、国民の意思を無視して、ごまかすような方法を使うことはできない、と語った。

総裁はまた、金売却が禁止されれば、失業率が上昇し、景気後退(リセッション)リスクが高まるほか、スイスフランの対ユーロ相場を一定の水準に抑える中銀の取り組みが損なわれる、との考えを改めて示した。

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