[東京 26日 ロイター] -
〔外為マーケットアイ〕
<08:00> 豪ドル0.85米ドル前半、前日一時4年4カ月ぶり安値
豪ドル は0.8530米ドル付近。 豪ドルは前日の欧州時間に、0.85米ドル半ばのオプション・バリアを下抜け、損失確定売りを巻き込んで下げ足を速め、一時0.8514米ドルと、2010年7月以来、4年4カ月ぶりの安値を付けた。 この日も、0.8500米ドル付近にはオプション関連のオーダーが並ぶとされ、同水準を下回れば、前日同様に下げが加速する可能性があるとみられる。
一方、オーストラリア準備銀行(中銀、RBA)のロウ副総裁は25日、豪ドルが一段と下落すれば、主要な輸出品目となっている資源価格の下落の影響が相殺されると指摘し、経済成長を支援するだろうとの見方を改めて示した。同副総裁の発言は、豪ドルの売り安心感を誘った。
同副総裁は、国内経済は鉱山ブームの減速を背景に困難に直面していると強調し、「一定の調整(豪ドル安)がみられているが、ファンダメンタルズに関するわれわれの評価が正しければさらに(調整が)みられるだろう」と述べた。
<07:39> きょうの予想レンジはドル117.40―118.40円、米経済指標待ち
ドル/円は117.88円付近、ユーロ/ドルは1.2471ドル付近、ユーロ/円は147.02円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が117.40―118.40円、ユーロ/ドルが1.2420─1.2520ドル、ユーロ/円が146.50―147.80円。
25日のニューヨーク外為市場では、第3・四半期米国内総生産(GDP)改定値が予想を上回る前期比年率3.9%となりドルが買われたが、その後に発表された11月米消費者信頼感指数が予想に反して弱い結果となったことや、11月のリッチモンド連銀製造業景況指数の下振れなどを受けて、ドル売り優勢の展開となった。
25日の米債券市場では、堅調な5年債入札を受け、米長期債利回りが約1カ月ぶりの低水準を付けた。
この日は、感謝祭休暇を明日に控え、海外勢の参加も低調になるとみられる。また、米新規失業保険申請件数などの経済指標が前倒しで今夜発表されるため、「米国の指標待ちでまったりとした展開になりそうだ」(外為アナリスト)という。
さらに、米国株が小幅に下落して取引を終了したことで、本邦株式市場の大幅な上昇は見込めず、ドル/円では「下向きのリスクが意識されそうだ。ただ、117.40円を下回る水準はそれなりにサポートされるだろう」(同)という。
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