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為替こうみる:イエメン空爆、油価・為替への影響は限定的=三井住友銀 岡川氏

[東京 26日 ロイター] -

<三井住友銀行 シニアグローバルマーケッツアナリスト 岡川聡氏>

サウジと湾岸諸国がイエメンの反体制派に対し空爆を開始したと伝えられたが、石油価格や為替への影響は限定的ではないか。

金融市場の関心は、中東での産油能力への影響の有無に向かうだろう。石油在庫が足りなくなる場合、調整弁になれる国の産出力が低下することは、世界経済にとってリスク要因となる。

ただ、中東で大きな産油余力を持つ国は、リビア、イラク、サウジであり、イエメンではない。しかも、イエメンの反体制派は、現政権への対抗で旗揚げしたのであり、サウジへの対抗ではない。仮にイエメンの反体制派がサウジに攻撃を仕掛けたとしても、サウジの油田は北部にあり、南部に位置するイエメンから深刻なダメージを与えるのは容易ではない。

イエメンは紅海の端に位置するため、スエズ運河を通るタンカーへの影響が出るリスクもあるかもしれない。ただ、足元で原油は供給過剰でもあり、直ちに大きな問題になるとは想定しにくい。

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