[ウィーン 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は19日、ユーロ圏におけるデフレの脅威は後退したとの認識を示した。パネルディスカッションでの発言。
総裁は「このような超低金利政策は恒久的なものではないというのが個人的な意見」とし、「デフレリスクという特別な事情によって説明される特殊な状況にあり、もはやこうした危険は過ぎ去った」と指摘した。
ただ当面はユーロ圏の低金利は続くと言明し、金融政策を変更する時期にはまだないとの考えを示した。
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