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為替こうみる:米9月利上げ観測強まれば、夏場にドル128円も=新生銀 政井氏

[東京 27日 ロイター] -

<新生銀行 執行役員・市場調査室長 政井貴子氏>

ドル/円は年初来高値をしっかり上抜けたことで、レンジの軸が120円付近から2─3円は上へと一気に切り上がった。当面は122─123円を挟んだ動きになりそうだ。

前週末は、良好な米CPIやイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長による年内の利上げに前向きな発言といったドル買い材料が出ていた。円サイドでも、国際通貨基金(IMF)が対日経済審査の報告書で日銀にさらなる追加緩和を求めたことが伝わった。

前日は米欧で連休明けだったこともあって、ドル買いに勢いがついたのだろう。海外時間に発表された米指標は強弱入り混じる内容だったが、ドル買いの勢いに乗ろうとする投資家が多かったようだ。

今後も、米景気が4─6月に回復するのかが重要なポイントになる。ドル/円は、米経済の強さが確認されれば米国の利上げは9月がコンセンサスになりやすい。加えて、日本経済が弱く、追加緩和への思惑が強まったりすれば128円付近まで上昇してもおかしくない。その後、もう一段の上げがあるかどうかは、12月にかけて2回の利上げがあるとの思惑が高まるかどうかが焦点になるだろう。

一方、米経済がさえず、9月利上げも難しいとなれば、現行水準付近でのレンジ推移にとどまりそうだ。   目先では、米10年金利の動向に目配りが必要だ。前日は米株価が崩れたことで金利も低下した。株価の調整が深まるようなら、金利も上昇できず、ドルの上値は押さえられやすくなる。

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