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UPDATE 1-村田製作所、通期予想を上方修正 スマホ部品堅調で

(会見の内容を加えました。)

[大阪市 31日 ロイター] - 村田製作所 は31日、2015年3月期(米国会計基準)の連結業績予想を上方修正したと発表した。中国向けスマートフォンに搭載される電子部品などの受注が堅調に推移するほか、円安も寄与する見通し。営業利益予想は4月に公表した1440億円から1700億円(前年比35.0%増)に引き上げた。

村田恒夫社長は31日、大阪市内での決算会見で、下期の部品需要について「引き続き受注は好調だ」と指摘。また、4─9月期の通信関連の売り上げのうち、中国スマホ向けが占める比率は前年同期の7%程度から12%程度に上昇したほか、金額はほぼ倍増となったとし、今後も堅調に推移するとの認識を示した。

トムソン・ロイター・エスティメーツによると、アナリスト20人の通期営業利益の予測平均値は1650億円。会社側の予想はこれを上回った。

村田製作所は通期の連結売上高予想を前年比14.0%増の9650億円(従来は9200億円)、当期純利益予想を同33.1%増の1240億円(同1020億円)にそれぞれ引き上げた。下期の想定為替レートはドル105円、ユーロ135円とした。

<安定的な為替変動望む>

村田社長は、中国スマホ向けの事業の通しについては「まだ(高速・大容量通信が可能な)LTEの普及比率は低く、今後も増える見通しだ」と説明。自社のLTE端末向け部品の需要も拡大すると見方を示したうえで、旧正月の前にはメーカーから「増産を要求されるのではないかとみている」と話した。

また、足元の為替水準について、海外売上比率が大きく国内の生産比率が約7割の同社にとって「円安は追い風である」とする一方「比較的ステイブル(安定的)に推移してほしいとは思っている」と述べた。

14年4─9月期連結業績は増収増益。純利益は半期ベースで14年ぶりに過去最高を更新した。前年同期比では、製品価格の値下がりで520億円、固定費等の増加で78億円の減益要因があった一方、売り上げ拡大に伴う操業度益で440億円、コストダウンで320億、円安による為替効果で65億円がそれぞれ増益要因となった。

長田善行

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